発病、そして入院









2012年3月6日(火)  雨 3℃→8℃


この1週間、めっきり食欲不振の母・・・
デイサービスでもふらつきがあるようで、ベッドで過ごす事が多いと連絡帳に書いてあった。

体力回復と検査入院をお願いするために精神科へ受診。
明日の午後、消化器内科へ入院と決まる。

ひとまず点滴(栄養剤?)をしてる間に血液検査を実施。 点滴時間は3時間弱。


待合所で待っている間に、看護師さんに言われていました・・・
「なにやら血液検査の数値が悪いようなので、あとで先生からお話がありますから・・・」

この時点で兄に連絡・・・  「胃癌だろうな・・・」 の兄のひと言。
ここ半年位、口臭がひどかったからなぁ〜〜



看護師さんに呼ばれていくと、精神科・内科・血液内科の各先生が待っていました。
先生方の開口一番、「このまま入院しましょう!」

ぱっと見 ”平成ノブコブ” の吉村似の若い先生が母の主治医。
このノブコブ先生からいろいろいろいろ説明を受ける。

腎機能の低下、貧血の度合い、その他いろいろな数値の結果、
多発性骨髄腫 の疑いがあります・・・ との事だった。

白血病の親戚の様な病気。 血液の癌ですね。


兄に 「癌だろうな・・・」 と言われていたので、それほどショックはなかった。
胃じゃなくて血液か・・・・

兄に電話したら、兄の方が驚いていた。


18時からの夕食の付き添いを兄に任せて、私は入院用品のセッティング。
19時には全て終了。

病院まで、実家からは車で6〜7分、我が家からは車で3〜4分(^^ゞ
私のスロージョギングでも15分ほどで着く病院です。


徘徊が怖いので、ウエストだけベッドにベルトで固定されています。
これはしょうがないです・・・

昨年私とホテルに泊まって、夜中に部屋を出てフロントで身柄を確保された経験があるので・・・






2012年3月9日(金)  曇 1℃→8℃


私は昼食の付き添い&見守りで2時間ほどお昼に行く。
夕方の1時間ほども行ける時は行って、散歩や話をしたい・・・
夕食には兄&兄嫁が交代で行く。

デイサービスに行っている感覚で、指先等を使って欲しいので
30分位一緒に折り紙を折る。

折り紙に飽きたら小学1・2年の計算ドリルをやらせる。

寝てばかりだと認知症が進みそうで、それが怖い(>_<)


主治医から、今朝の血液検査の結果貧血が進んでいるようなので、
必要に応じて輸血を考えていますので・・・ との話あり。

輸血の同意書にサインをしてきた。


詳しい血液検査を病院外の検査機関に出しているらしい・・・
来週には結果が出て病名が確定すると言っていたが、先生曰く
「9割以上の確率で、まず多発性骨髄腫で間違いないと思います」 と言われた。


退院後の介護付き老人ホームへの入所の手続き等も日曜日からはじめる。
スムーズにホームが見つかるとイイなぁ〜






2012年3月14日(水)  晴れ -1℃→7℃


母の病名が確定した。 疑われていた通りだった・・・

なんだろう・・・ なにも驚きがなかった・・・

発病後の予後が平均3年・・・ しかしドクターはハッキリ言った・・・

「お母さんの予後は3年はないと思います」  それを聞いてもビックリしなかった。

そんな中 母のホームへの入居が正式に決まった。

兄はまだ入れたくないと言ったが、私をはじめ周りから入れる時に
入っておいた方が良いと説得されて了承した。

母と二人暮らしの兄、認知症だけならまだ自宅で良かったかもしれないが、
認知症に多発性骨髄腫が加わった・・・

予後の長期的予測がつかなくなったので兄も考え直したようだ。